2012.01.21 Saturday
今週の１本Ｎｏ００２ ロレックス サブマリーナデイト
Ｎｏ００２ ロレックス サブマリーナデイト １１６６１０LN
第2回は、ロレックス サブマリーナデイト １１６６１０ＬＮです。
サブマリーナの歴史は、まさしくロレックスそのものの歴史でも
あります。 ファーストモデルが１９５４年ごろ発表され、何回かの
モデルチェンジの後、我々にもっともなじみのある １６６１０ と
なったのが１９８９年ごろです。
おそらくスポーツ系ロレックスでもっとも売れたモデルでしょう。
２０００年にブレスレッドの一部が変更されましたがレファレンスＮｏの
変更はありませんでした。
そして、２０１０年に 後継機の１１６６１０ＬＮが発表されました。 ケース径、厚み等の変化は無いものの、リューズガードおよびラグ
（本体とブレスをつなぐ部分）の大型化、インデックスの大型化、
セラミックベゼルの採用など、ボリューム感、高級感が増しています。
とくに黒光りするセラミックベゼルが前モデルとは全く違った印象を
与えてくれます。
また、夜光も前モデルがグリーンだったのに対して、より鮮明な
ブルーとなり、インデックスの大型化との相乗効果により、暗闇での
視認性が大幅にアップしています。
またブレスレッドのバックルも板金から、鍛造のパーツに変更されて
おり、工具を使わなくても、微調整が可能になったため、強度と操作性が
上がっています。
そのかわり定価が￥５８８，０００から￥７３５，０００と2割以上
あがっており、予算を考えた場合、今のところ多数の新品在庫のある
前モデルと、新型のどちらを選ぶかは、微妙なところでしょう。
しかし、両方を並べて比べた場合、新型のほうが文句無く
かっこ良いです。
