2012.06.10 Sunday

今週の1本No22 タグホイヤー リンク CT2115

タグ・ホイヤー リンク クロノグラフ CT2115 
アイルトン・セナ 限定



F1に興味のある方なら、アイルトン・セナの名前はご存知と
思います。 イギリスでは「史上最速のF1ドライバー」
「史上最高のF1ドライバー」に選ばれ、日本では「音速の貴公子」
と呼ばれました。アラン・プロスト、ネルソン・ピケ、
ナイジェル・マンセルとは、1980年代から1990年代前半の
F1を象徴する存在として、「F1四天王」等と纏めて呼ばれる
こともあり、特にプロストはライバルとして知られ、日本では
2人の争いが注目を浴びました。 
 1994年サンマリノGPでの事故死は非常に衝撃的で、
あまりF1に興味のなかった私でも、繰り返し報道された
事故シーンは鮮明に覚えています。
 タグ・ホイヤーとアイルトン・セナの関係は、1988年、
タグ・マクラーレン・メルセデスのドライバーとなり、同時に
タグ・ホイヤーのアンバサダーに就任したことに始まりました。
 当時は、まだリンクシリーズはなく、セナはその前身の
S/el(スポーツ&エレガンス、現在生産中止)の
GB1123BC0459(コンビ、クォーツ式クロノグラフ、
一部デジタル表示、革ベルト仕様、現在当店に在庫無し)

を愛用していたことが知られており、このモデルは今でも
セナモデルと呼ばれ人気があります。
 今回紹介しているCT2115は2000年にS/elの
後継機種として投入されたリンクの限定モデルで2002年に
発売されました。 3時位置にセナのサインとシンボルマークの
ダブルSが黄色で入れられています。
 世界限定4098本(なぜこの数字かは不明)で、大型の
専用箱に入っており、セナの写真集、保証書が付属しています。
 通常のホイヤーの箱を3つ横に並べたくらいの大きさで、
写真集を付けるだけにしては少々大きすぎる気がします。
 もしかしたらF1のモデルをセットするつもりが、コストの
関係で断念したのかもしれません。(その位のスペースがあります)
 しかし、この大きすぎる箱が災いしてか中古では、外箱、
写真集付きのものはほとんど見かけず、本体のみの物が多いので、
これは貴重です。 状態も非常に綺麗ですので、F1ファン、
セナファンの方、ぜひともコレクションに加えてください!

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