マルニシ質店ブログ

今週の1本Ｎｏ０３３　ルイ・ヴィトン　タンブール　ダイバー

ルイ・ヴィトン　タンブール　ダイバー　Ｑ１０３１



ルイ・ヴィトン初の時計、タンブールが発表されたのが２００２年、
本格的なクロノグラフを搭載し、独特のケースを持つこのシリーズは
１０年たった今でも多くの時計愛好家の支持を集めています。
タンブールとは、フランス語で「太鼓」の意味で、横から見たケース
形状はまさに太鼓そのものです。　　このタンブール　ダイバー
Ｑ１０３１もそのシリーズの１つで、ＥＴＡのムーブメントを搭載し、
３００ｍ防水を誇ります。　　大きな特徴は、針、インデックス、
インナーベゼルに盛られたルミノルバで、暗闇でくっきりと
グリーンに発光し高い視認性を誇ります。　また、ワンポイントとして
スモールセコンドにシェル文字盤と黄色の針が使われています。


　また、リューズには締め忘れの注意を促す黄色いパッキンが
装着され、しっかり締まっていない場合は、その色がリューズと
本体の隙間から見えるようになっています。

今週の１本Ｎｏ３２　Ｓｉｎｎ　Ｕボート　Ｕ２

Ｓｉｎｎ　Ｕボート　Ｕ２　ＧＭＴ



ダイバーズウォッチは、ダイバーの生命に係ることから
質実剛健で確実に、正確に時間を刻み、それをしっかり
視認できることが要求されます。
　このＵボートシリーズは、Ｓｉｎｎ独自の特殊素材、
ドイツの最新鋭潜水艦Ｕボートの鋼鉄、Ｕボート･スチールを
使用しています。
　このＵボート･スチールは耐海水性があるだけでなく、
残留磁気を帯びずに反磁気性があり、表面硬度が非常に高い
といった特徴があります。
　また、セラミック以上の高硬度1500ビッカースを実現した
テギメント加工を施し、特殊結合方式の回転ベゼルが基本装備
されています。
　本モデルＵ２は２４時間のデユアルタイム（UTC）を標準装備
したモデルで、ムーブメントを組み込んだ状態で、２０００ｍの
耐圧テストをクリアしており、まさにプロダイバーの使用する
ダイバーウォッチとなっています。

今週の１本Ｎｏ０３１　オメガ　シーマスター　NZL32

オメガ　シーマスター　ＮＺＬ３２　クロノグラフ



１９９５年に開催されたヨットレース、アメリカズカップで、
ニュージーランドのヨットＮＺＬ３２号が優勝したのを記念して
開発、２００６年のバーゼルフェアで発表されました。
文字盤中央左０にある５つの穴はレガッタ競技用のカウントダウン
タイマーで、５分ごとに穴の色が白→青→赤と徐々に変ってゆきます。
アメリカズカップの由来は、１８５１年にロンドンで開かれた第１回
万国博覧会で開かれたワイト島１周レースで、アメリカから参加した
「アメリカ号」が優勝し、ビクトリア女王から
記念品として下賜されカップを持ち帰ったことから、そのカップが
アメリカズカップと呼ばれるようになしました。　
　１８７０年にこのカップを懸けたヨットレース「弟１回アメリカズ
カップ」が開催され、実に１３２年間、アメリカがこのカップを防衛
しました。
　１９８３年にオーストラリアのチームに破れますが、８７年に奪回し、
そのストーリーは映画にもなりました。　
　再び１９９５年に今度はニュージーランドに破れますが、
実は、８３年の敗戦、８７年の奪還、９５年の再敗戦、すべて　
デニス・コナーという人物が艇長でした。

今週の１本Ｎｏ０３０　シャネル　J12　

シャネル　Ｊ１２　Ｈ０９６８　ホワイトセラミックブレス



シャネルが２０００年に発表した、黒いオールセラミックの
モデルＪ１２は世界初のフルセラミックモデルとして、
話題を集めましたが、２００３年に発表された、この白い
セラミックモデルは新たな衝撃を与えました。
　シャネルのシンボルカラーである黒と対極の白は、デザインが
同じであるにも係らず、まったく別の時計のような印象を受けます。
　また、白といえば、ウエディングドレスに代表されるように
女性の色というイメージがありますが、今まで文字盤に白をあしらう
ことはあっても、時計全体を白にしてしまうとう発想は無く、また
傷つくことも、剥げることもない永遠に不変であるセラミックという
素材の採用とあいまって、レディースウォッチの代表格という地位を
確立しました。