マルニシ質店ブログ

今週の１本Ｎｏ０２４　グランドセイコーＳＢＧＲ０２５

グランドセイコー　ＳＢＧＲ０２５　９Ｓ５５−００Ａ０　
ベージュ文字盤　マスターショップ限定



グランドセイコーは１９６０年に、当時、高級腕時計＝スイス製と
思われていた時代に、それに挑戦する国産最高級腕時計として
誕生しました。　セイコーの高い技術と豊富な経験を十二分に
生かして作られたその精度は当時のスイスのクロノメーター
優秀規格と同等の高精度なものでした。
　また、グランドセイコーは高精度なだけでなく、時刻の読み取り
易さ、腕に着けた時の心地よい装着感、長く愛用できる耐久性などを
兼ね備えた実用時計の最高峰を目指しています。
　日本で、機械式高級時計というと一般の人は、まずロレックスを
思い浮べますが、海外ではグランドセイコーも同等かそれ以上に
評価されており、特に限定品は人気があります。
グランドセイコーマスターショップは　全国１３０店舗前後あり、
ここでのみ販売されるモデルがあります。　ベースは一般販売の
機種ですが、文字盤の変更や裏スケルトンなどのマイナーチェンジと、
本数限定によりマニア心を刺激して、ショップ限定モデルの
コレクターも多いと聞きます。
　本モデルは、ベージュの文字盤に細かいGSのレリーフが施されて
おり、その微妙なでこぼこが、通常モデルとは違った雰囲気を
かもし出しています。



　また、素材はチタンで軽いのですが、決しておもちゃのような
軽さではなく、そこそこの重量感があり、まさに特別なグランド
セイコーです。

今週の1本Ｎｏ０２３　　　　　　　　　　　　　　　　　オメガ　シーマスター プラネットオーシャン

オメガ　シーマスター　プラネットオーシャン　
コーアクシャル　２２０１．５０



プラネットオーシャンは２００５年にシーマスターの新しい
レギュラーシリーズとして発表されました。　
　このシリーズ名は、アポロ計画の最後の宇宙飛行士が、
宇宙からみた地球の感想にちなんでつけられたもので、新開発の
コーアクシャル機構を標準装備し、高精度の維持とメンテナンス
間隔の飛躍的な延長を可能にしました。　　
　デザインはシーマスターのフラッグシップモデルである
プロダイバース３００と新シリーズ、アクアテラの特徴を融合
させたので、６００ｍ防水を標準装備しテーマカラーには深海で
人間が最も認識できる色といわれているオレンジがベゼルに
採用されました。　　しかしながら、オレンジという派手な色は
ビジネスシーンには少々不向きとうことで、精悍な黒ベゼルの
バリエーションも誕生しました。
　ケース径はラージサイズ４５ｍｍとミドルサイズ４２ｍｍの
２種あり、最近の大型化の流行をうけ、従来のプロダイバー
３００のラージと、プラネットオーシャンのミドルがほぼ同じ
サイズになっています。　
　本商品２２１０．５０は黒ベゼル、ミドルサイズＳＳブレスの
もので、ビジネス、カジュアルを問わず、どのようなシーンでも
違和感なく着けられるモデルです。

今週の１本Ｎｏ２２　タグホイヤー　リンク　CT2115

タグ・ホイヤー　リンク　クロノグラフ　ＣＴ２１１５　
アイルトン・セナ　限定



Ｆ１に興味のある方なら、アイルトン・セナの名前はご存知と
思います。　イギリスでは「史上最速のF1ドライバー」
「史上最高のF1ドライバー」に選ばれ、日本では「音速の貴公子」
と呼ばれました。アラン・プロスト、ネルソン・ピケ、
ナイジェル・マンセルとは、1980年代から1990年代前半の
Ｆ１を象徴する存在として、「F1四天王」等と纏めて呼ばれる
こともあり、特にプロストはライバルとして知られ、日本では
２人の争いが注目を浴びました。　
　１９９４年サンマリノＧＰでの事故死は非常に衝撃的で、
あまりＦ１に興味のなかった私でも、繰り返し報道された
事故シーンは鮮明に覚えています。
　タグ・ホイヤーとアイルトン・セナの関係は、１９８８年、
タグ・マクラーレン・メルセデスのドライバーとなり、同時に
タグ・ホイヤーのアンバサダーに就任したことに始まりました。
　当時は、まだリンクシリーズはなく、セナはその前身の
Ｓ／ｅｌ（スポーツ＆エレガンス、現在生産中止）の
ＧＢ１１２３ＢＣ０４５９（コンビ、クォーツ式クロノグラフ、
一部デジタル表示、革ベルト仕様、現在当店に在庫無し）

を愛用していたことが知られており、このモデルは今でも
セナモデルと呼ばれ人気があります。
　今回紹介しているＣＴ２１１５は２０００年にＳ／ｅｌの
後継機種として投入されたリンクの限定モデルで２００２年に
発売されました。　３時位置にセナのサインとシンボルマークの
ダブルSが黄色で入れられています。
　世界限定４０９８本（なぜこの数字かは不明）で、大型の
専用箱に入っており、セナの写真集、保証書が付属しています。
　通常のホイヤーの箱を３つ横に並べたくらいの大きさで、
写真集を付けるだけにしては少々大きすぎる気がします。
　もしかしたらＦ１のモデルをセットするつもりが、コストの
関係で断念したのかもしれません。（その位のスペースがあります）
　しかし、この大きすぎる箱が災いしてか中古では、外箱、
写真集付きのものはほとんど見かけず、本体のみの物が多いので、
これは貴重です。　状態も非常に綺麗ですので、Ｆ１ファン、
セナファンの方、ぜひともコレクションに加えてください！

今週の１本Ｎｏ０２１　テンデンス　ガリバークロノ

デンデンス　ガリバー　クロノグラフ　黒文字盤　２２４４１９　
（道端ジェシカ着用モデル）



テンデンスは２００６年に、スイスにて長年ウォッチビジネスに
携わってきたフィリッポジャルディエッロ氏の 「もっとユニークで
遊び心を持つかつてない時計を」という強い思いから誕生しました。
「イタリアのスタイリッシュ性」と「スイスのテクノロジー」を
持ち合わせ、アクセサリー的要素とファッション性をコンセプトに、
細部にまで行き届いた緻密なデザインと、斬新かつ立体的なフェイス、
さらにＳＳとポリカーボネイトの混合素材で作られたボディーが、
かつて見た事のない時計の価値観を生み出しています。
　こうした素材の組み合わせは軽量化と耐久性の機能面にも表れ、
直径50mmの迫力にもかかわらず、フィット感にも優れているのが
特徴です。　　そのため特大のフェイスにも係らず、インパクト大の
デザインが男性のみならず、ファッションに敏感な女性からの
熱い支持を集め、モデルの道端ジェシカさん、梅宮アンナさんなど、
多くの著名人も愛用しています。
　同じデザインでも、文字盤、インデックス、ラバーベルトの色が
かわるだけでまったく違った時計のように見えるのが不思議で、
色違いで何本も所持している人も多いと聞きます。
　ここに紹介しているモデルは、道端ジェシカさんがご自身のブログで
着用を述べているもので、黒の文字盤に金色のインデックスが映え、
非常に綺麗です。