2012.10.06 Saturday
今週の1本No039 グラハム エアロフライバック
グラハム エアロフライバックイギリス空軍のパイロット達に愛され、イギリス王室にも献上した
グラハムの創立者であるジョージ・グラハムは時計製作史上最初の
クロノグラフを発明しました。 その意思を受け継ぎ、グラハムの
ラインナップのほとんどがクロノグラフです。
グラハムといえば、左側に大きく張り出したトリガー式クロノグラフ用
ボタンの付いたクロノファイター、もしくは、風防の上に二つ、まるで
カジキの目玉のように突き出たインダイアルを持つソードフィッシュを
思い浮べる方が多いと思いますが、今回紹介するのは、このクラシカルな
外観が特徴の「エアロフライバック」です。
このモデルは、クロノグラフ計測中にリセットボタンを押すと瞬時に
秒針が戻り、また0秒からの計測を開始するフライバック機能を装備
しています。
クロノファイターよりも一回り小さい41ミリのケースや通常配置の
プッシュボタンがすっきりと纏まった雰囲気を与え、シックな銀と
黒文字盤と相まってより上品なスタイリングに仕上がっており、
クロノファイターやソードフィッシュよりも、普段使いしやすい
デザインになっています。 しかしながらグラハムならではの独特な
存在感は健在で、まさにイギリス空軍パイッロトの気分を味わえます。